石切・新石切
「石切さん」として親しまれる神社。境内は24時間開放されており、参道の商店街とあわせて歩けます。
石切劔箭神社
- 最寄駅
- 近鉄けいはんな線「新石切駅」/近鉄奈良線「石切駅」
- 料金
- 境内参拝の料金公表なし
- 授与所
- 御本社 8時〜16時30分/上之社 8時〜16時
- 予約
- 通常参拝は予約不要
石切劔箭神社 絵馬殿 写真:Naokijp/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
東大阪の観光|石切・枚岡・瓢箪山・花園・鴻池・若江
石切の参道や枚岡神社、花園のラグビー場、工場のアートカフェ。歴史を訪ねる散策から親子の休日まで、東大阪で立ち寄りたい場所を紹介します。
石切駅付近から望む大阪平野の夜景 写真:そらみみ/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
料金や営業時間、住所、行き方は、公式サイトや公的資料をもとに掲載しています。出発前に、各施設の最新の案内をご確認ください。
写真はすべて、当サイトが掲載条件を確認済みの素材です。撮影者・ライセンス・出典を写真ごとに記載しています。確認日は2026年8月8日です。
東大阪の観光がわかりにくいと言われるのは、名所がひとつに集まっていないからです。京都のように寺社が固まっているわけでもなく、神戸のように港へ向かえば済むわけでもない。石切には坂の参道があり、枚岡には河内国一之宮があり、花園にはラグビーの芝があり、若江には工場の敷地に生まれた常設作品があり、鴻池には江戸期の新田開発の記憶がある。ばらばらに見えるこれらは、しかし東大阪という土地の成り立ちを、それぞれ別の角度から映しています。
この街は、東に生駒の山を背負い、西に大阪平野が広がる、その境目にあります。山側へ行けば坂になり、平野側へ行けば工場と住宅と商店街になる。観光の行き先が東西で性格を変えるのは、そのためです。東部の石切・枚岡・瓢箪山は、坂と社寺と参道の一帯。中東部の若江・花園は、公園と競技場と屋内施設の一帯。西部の布施は、食べて帰る一帯。この三つの性格を先に頭に入れておくと、地図を見ただけでは決まらなかったことが、急に決まるようになります。
数値はいずれも各スポットの公式資料に基づきます。詳細と出典はページ末尾に列挙しています。
参道の散策、公園でのんびり、屋内でアート鑑賞。気分や天気に合わせて、お出かけ先を探してみましょう。
石切駅から坂道の参道を下り、石切劔箭神社へ。商店街で買い物や食べ歩きを楽しみながら、ゆっくり散策できます。
東大阪市花園ラグビー場と花園中央公園。試合がある日と無い日で、まったく違う顔になります。
近鉄枚岡駅からすぐ。境内から枚岡公園方面へ足を伸ばすと、市街地を見下ろす高さまで上がれます。
大阪製罐の工場敷地にある、予約制のアートカフェ。チームラボの作品を体験できます。営業日と予約枠は公式サイトへ。
江戸時代の新田開発を伝える会所建物。JR鴻池新田駅から徒歩約4分。国史跡や重要文化財に指定された建物を見学できます。
近鉄瓢箪山駅から徒歩約5分。瓢箪山稲荷神社へのお参りと、駅前商店街の散策を楽しめます。
司馬遼太郎記念館。雨の日や、歩き疲れた午後にちょうどいい行き先です。
近鉄奈良線と大阪線が分かれる駅。商店街と飲食が集まり、帰り道の寄り道に向きます。
写真:石切劔箭神社周辺の街並み(663highland/CC BY 2.5)、花園ラグビー場のナイトゲーム(Mr.ちゅらさん/CC BY 4.0)、枚岡公園から望む市街地(KENPEI/CC BY-SA 3.0)、東大阪市内の工場(Mr.ちゅらさん/CC BY 4.0)、鴻池新田会所(shikabane taro/CC BY 3.0)、瓢箪山駅周辺の国道170号(Kansai explorer/CC BY-SA 3.0)、司馬遼太郎記念館(PlusMinus/CC BY-SA 3.0)、布施駅周辺(inunami/CC BY 2.0)。いずれもWikimedia Commons、確認日:2026年8月6日
料金、予約の有無、屋内で過ごせるかなど、気になる条件で絞り込めます。複数選ぶと、すべての条件に合う場所が表示されます。
石切・新石切
「石切さん」として親しまれる神社。境内は24時間開放されており、参道の商店街とあわせて歩けます。
石切劔箭神社 絵馬殿 写真:Naokijp/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
石切・新石切
神社へ向かう坂道に沿って続く商店街。買い物、食べ歩き、占い、石切大仏までが一本の道の上にあります。
石切劔箭神社周辺の街並み 写真:663highland/CC BY 2.5/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
枚岡
河内国一之宮。近鉄枚岡駅からすぐで、山麓の空気と境内の静けさが同時に味わえます。
枚岡神社 本殿 写真:Saigen Jiro/CC0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
瓢箪山
辻占の総本山として知られる神社。駅から近く、商店街の寄り道と合わせて短時間で回れます。
近鉄瓢箪山駅北口 写真:M7/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
鴻池新田
国史跡・重要文化財を含む、新田開発の歴史を伝える場所。無料で入れる観光スポットです。
鴻池新田会所 写真:shikabane taro/CC BY 3.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
若江東町
大阪製罐の工場敷地に生まれた、予約制のカフェ一体型アート体験。チームラボの常設作品「風と雨と太陽の草原」を体験できます。
近鉄若江岩田駅 写真:Kansai explorer/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
花園
東大阪を象徴する競技場。試合日程と観戦条件は主催者の発表で変わるため、行く日を決めてから確認します。
東大阪市花園ラグビー場第2グラウンド 写真:Mr.ちゅらさん/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
花園
芝生広場を中心とした大きな公園。ドリーム21や東大阪市民美術センターと同じ敷地感覚で回れます。
花園中央公園の芝生広場 写真:Mr.ちゅらさん/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
花園
科学展示、プラネタリウム、スポーツ体験を備えた東大阪市立児童文化スポーツセンター。雨の日や暑い日の第一候補になります。
ドリーム21 写真:MASA/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
小阪・八戸ノ里
文学と建築を静かに味わう文化施設。東大阪の「読む観光」として、雨の日の候補にもなります。
司馬遼太郎記念館 写真:PlusMinus/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
若江
天守や石垣が残る城跡ではなく、碑と地形とまち歩きマップで痕跡を読むタイプの史跡です。大坂夏の陣の八尾・若江の戦いと重ねて歩けます。
若江城跡 写真:Zdz2015/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
枚岡・額田
枚岡神社の境内から続く山麓側。市街地を見下ろす高さまで上がれますが、坂と距離が出るため帰り道まで先に決めておく場所です。
生駒山のハイキングコース 写真:comachiangel/CC BY 3.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
選んだ条件をすべて満たすスポットはありません。条件をひとつ外してください。
石切の参道から、工場のアートカフェまで。6か所の見どころと行き方を紹介します。料金や予約の最新情報は、各公式サイトでご確認ください。
| スポット | 所要時間の目安 | アクセス | 駐車場 | 向いている日・時間帯 |
|---|---|---|---|---|
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石切劔箭神社石切・新石切
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参拝だけなら短時間。参道と合わせるなら半日 | 近鉄けいはんな線「新石切駅」/近鉄奈良線「石切駅」 | 公式サイトで確認 | 坂を歩ける天気の日。授与所は16時台で終わる |
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石切参道商店街石切・新石切
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買い物と食べ歩きを含めて半日 | 石切駅側から下る/新石切駅側から神社を先に | 公式サイトで確認 | 店が開いている時間帯。歩きやすい靴で |
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枚岡神社枚岡
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参拝と周辺散策で数時間 | 近鉄奈良線「枚岡駅」からすぐ | 公式サイトで確認 | 午前から歩ける日。行事日は交通に余裕を |
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瓢箪山稲荷神社瓢箪山
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参拝と駅前散策で短時間 | 近鉄奈良線「瓢箪山駅」から徒歩約5分 | 公式サイトで終日利用可能と案内 | 短時間で東部に触れたい日 |
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鴻池新田会所鴻池新田
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展示と建物を落ち着いて見て数時間 | JR学研都市線「鴻池新田駅」から徒歩約4分 | 公式サイトで確認 | 9時30分〜17時。月曜・祝日の翌日は休業 |
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カンカン工場の草原のカフェ若江東町
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1枠50分として案内。前後の移動を含めて計画 | 近鉄奈良線「若江岩田駅」から徒歩圏 | 公式の予約フォームで確認 | 予約枠が取れる日。1部は昼、2部は夜 |
所要時間は当サイトが読者向けに整理した目安です。実測ではありません。アクセス・料金・開館時間・休業日は各公式資料に基づきます(確認日:2026年8月8日)。行事や試合のある日は通常の案内が当てはまらないことがあります。
東大阪の観光をはじめて組むなら、この順番がいちばん破綻しません。近鉄奈良線の山側を、北から南へ移るだけの構成です。
石切の参道は、新石切駅側と石切駅側のどちらからでも歩けます。新石切駅側から入ると神社を先に押さえられ、石切駅側から入ると参道の雰囲気を味わいながら下る形になります。どちらが正解ということはなく、その日の体力と、参拝を先にしたいか買い物を先にしたいかで決まります。ひとつだけ確かなのは、坂が続くので歩きやすい靴が要るということです。
境内は24時間開放されています。ただし授与所には時間があり、御本社は8時から16時30分、上之社は8時から16時と公式に案内されています。授与品や祈祷を目的にするなら、この時間から逆算して一日を組むのが確実です。絵馬殿をはじめ、境内には見る要素がまとまっているので、急がずに歩ける余白を取っておくと印象がまるで変わります。
石切から枚岡へは、近鉄奈良線でそのまま南へ移動できます。枚岡神社は駅からすぐで、乗り換えや長い徒歩を挟まずに次の場所へ入れるのが利点です。住所は東大阪市出雲井町7-16。通常の参拝に予約は要りませんが、祈祷や行事は公式の案内で確認します。秋郷祭のように人が集まる日は、交通と混雑に余裕を持った組み方に切り替えてください。
枚岡神社の境内から、枚岡公園方面へ足を伸ばすと、市街地を見下ろす高さまで上がれます。ここまで来ると、東大阪が生駒の山と大阪平野のあいだに横たわっている街だということが、地図ではなく身体で分かります。ただし坂と距離が出るので、日没時刻と帰りの電車を先に決めておくこと。無理に足を伸ばさず、次の機会に残す判断も、この街ではむしろ正解になります。
坂道と参道が続く山側。工場や商店街が広がる平野側。景色の違いを楽しみながら、気になるエリアを歩いてみましょう。
エリアごとの歩き方を見る東大阪市街地と花園ラグビー場 写真:掬茶/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
市域はひろく、鉄道は6路線が走ります。名所の名前ではなく「最初に降りる駅」から考えると、行き先の組み合わせが決めやすくなります。
石切駅付近から望む大阪平野の夜景 写真:そらみみ/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
近鉄奈良線とけいはんな線の山側です。石切、額田、枚岡、瓢箪山が続き、参道、神社、山麓の散策がひとつながりになります。東大阪の観光でいちばん「歩いた」実感が残るのはこの一帯です。坂が多いぶん体力を使うので、一日に三か所以上を詰め込まない構成が向きます。
花園中央公園の芝生広場 写真:Mr.ちゅらさん/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
近鉄奈良線の若江岩田駅と東花園駅を軸にした一帯です。若江城跡、カンカン工場の草原のカフェ、花園中央公園、花園ラグビー場、ドリーム21がここに集まります。屋内施設が多く、雨の日でも予定が崩れにくいのが特徴です。JR学研都市線の鴻池新田駅も生活圏としては近く、鴻池新田会所へはこちらから向かいます。
司馬遼太郎記念館 写真:PlusMinus/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
司馬遼太郎記念館があるのがこの一帯です。歩き回る観光ではなく、屋内で腰を据える観光。大阪商業大学があるため学生街の飲食が揃っていて、記念館の前後に食事を挟みやすいのも利点です。天気が崩れた日、あるいは歩き疲れた二日目に置くと、旅程全体の緩急が付きます。
布施駅北方向の街並み 写真:Makibao1023/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons 確認日:2026年8月6日
近鉄奈良線と大阪線が分かれる布施駅を中心にした西側です。観光名所を並べる一帯というより、商店街と飲食が集まる「帰り道」の一帯として考えると使いやすくなります。元禄寿司本店をはじめ、布施には東大阪の食を語るときに外せない店があります。高井田中央駅やJR河内永和駅と合わせると、町工場のある景色にも近づけます。
路線と駅の役割は、東大阪市の公共交通資料と各交通事業者の案内をもとに当サイトが整理したものです(確認日:2026年8月13日)。時刻・運賃・運行状況は各事業者の当日情報を確認してください。
行き先の一覧だけでは、この街はまだ半分しか見えません。ここから先は、なぜその場所がそこにあるのかという話です。急ぎでなければ、出かける前に読んでおくと、同じ景色の見え方が変わります。
石切劔箭神社の参道を歩くと、神社へ向かう道と商店街が、まったく分かれていないことに気づきます。授与所へ向かう人と、食べ歩きをしている人と、占いの看板を眺めている人が、同じ坂の上ですれ違う。これは偶然ではなく、参道という空間がもともとそういう場所だったからです。信仰の場所へ人が集まり、集まった人に向けて店が並ぶ。その順序が、いまも道の形として残っています。
だから石切は、「神社を見る」だけでも「商店街を見る」だけでも半分しか見たことになりません。境内は24時間開放されていますが、授与所は御本社が8時から16時30分、上之社が8時から16時と案内されています。参道の店にも当然それぞれの営業時間があります。つまりこの場所は、朝から夕方までの明るい時間帯にこそ本来の姿になる場所です。夜の参道は静かで美しいけれど、それは別の景色として受け取るべきものです。
坂については、地図では読み取れません。新石切駅側から入るか、石切駅側から入るかで上り下りの向きが変わり、体感の疲れ方も変わります。当サイトでは、参道全体の勾配について断定的な数値を持っていません。歩きやすい靴で行くこと、そして往復ではなく片道で歩き抜ける前提で駅を選ぶこと。この二つだけ守れば、あとは現地で調整が利きます。
枚岡神社は、河内国一之宮です。一之宮とは、その国でもっとも格式が高いとされた神社のことで、つまり枚岡は、いまの東大阪市域という行政単位ができるはるか以前から、この地域の中心のひとつだったということになります。近鉄枚岡駅からすぐ、住所は東大阪市出雲井町7-16。通常の参拝に予約は要りません。
この神社の良さは、駅から近いのに、境内に入った瞬間に音が変わることです。山を背負っているせいで、街の音が上から吸われていく感覚があります。石切の参道が「人の気配が濃い場所」だとすれば、枚岡は「人の気配が薄くなる場所」です。同じ日に両方を歩くと、その落差そのものが体験になります。石切から枚岡へは近鉄奈良線でそのまま南へ移動でき、乗り換えも長い徒歩も挟まないので、この組み合わせは体力的にも無理がありません。
秋郷祭のように人が集まる行事の日は、話が変わります。布団太鼓が出る日の空気は、通常の参拝とはまったく別のものです。ただし行事の日程や交通規制は年によって変わるため、当サイトでは日付を断定しません。公式サイトや主催側の発信を確認したうえで、その日は移動時間に大きく余裕を取ってください。
東大阪市花園ラグビー場は、この街を全国に知らせている場所です。試合がある日と無い日で、花園という地名の意味はまるで変わります。試合の日は、駅から競技場までの道そのものがイベントになり、無い日は、花園中央公園の芝生広場でただ時間が流れます。どちらが良いという話ではなく、行く日を決める段階で、どちらを見に行くのかを決めておく必要があるということです。
試合日程や観戦条件は主催者の発表で変わるため、観戦前に各主催者の最新案内をご確認ください。花園中央公園、ドリーム21、東大阪市民美術センターも近くにあり、観戦と合わせて立ち寄れます。ドリーム21は東大阪市立児童文化スポーツセンターで、開館は9時30分から17時、入場券の発売は16時40分まで。プラネタリウムは大人600円、高校生300円、中学生以下(4歳以上)200円と観光情報に掲載されています。最寄りは近鉄東花園駅から北東へ約900m、住所は東大阪市松原南2丁目7-21です。
つまり花園は、東大阪でもっとも「予定が崩れにくい」一帯でもあります。雨が降っても屋内に逃げられ、子ども連れでも動線が短い。石切や枚岡が天候と体力に左右されるのに対して、ここは条件を選びません。旅程の一日目に石切、二日目に花園、という組み方は、疲労の配分としてもよくできています。
東大阪といえば町工場、というイメージは正確です。そしてそのイメージが、いま観光の側から書き換えられつつあります。大阪製罐の工場敷地に生まれた「カンカン工場の草原のカフェ」は、チームラボの常設作品「風と雨と太陽の草原」を、カフェと一体で体験できる場所です。工場の敷地に作品がある、という一文だけで、この街の何が変わろうとしているかが伝わります。
ここは事前予約制です。公式には2部制で、1部が10時30分から16時30分、2部が18時30分から21時30分。1枠は50分として案内されています。料金は予約日と利用内容によって変わるため、当サイトでは金額を断定せず、公式の予約フォームに表示される額で確認してくださいと書いています。住所は東大阪市若江東町1丁目1番15号、近鉄若江岩田駅から徒歩圏です。
昼の1部と夜の2部では、光の条件が違います。作品の性格上、そこは選び方の分かれ目になります。ただしどちらが良いかを当サイトが断定できるだけの取材はまだしていません。写真で雰囲気を確かめたい場合は公式Instagram、空き状況と料金を決めたい場合は予約フォーム、作品そのものの考え方を知りたい場合はチームラボ公式ページ。用途ごとに見る場所を分けるのが、いちばん迷いません。
そして、この場所を「工場のまちのアート」として面白がるなら、その足で町工場そのものの景色も見ておくべきです。高井田中央駅やJR河内永和駅の周辺には、いまも稼働している工場の景色があります。観光施設ではないので立ち入りはできませんが、電車の窓から、あるいは駅から歩いて数分の距離で、この街の骨格を目にすることができます。
鴻池新田会所は、江戸時代の新田開発を伝える史跡です。JR学研都市線の鴻池新田駅から徒歩約4分、開館は9時30分から17時、休業日は月曜日、祝日の翌日、年末年始など。そして入館は無料です。国の史跡・重要文化財に指定された建物を、無料で見学できます。
会所とは、新田の管理を行った事務所のことです。つまりここは、江戸期にこの土地が農地として開発され、その運営が組織的に行われていたことを示す場所です。石切や枚岡の社寺とあわせて巡ると、東大阪の歴史をさまざまな側面から知ることができます。歴史を軸に東大阪を歩くなら、若江城跡(中世から戦国の政治拠点)、鴻池新田会所(近世の開発)、司馬遼太郎記念館(近現代の文学)という三点を結ぶと、異なる時代の東大阪をたどれます。
若江城跡については、天守や石垣が残る城跡ではないことを先に言っておく必要があります。碑と周辺の地形、そしてまち歩きマップで痕跡を読むタイプの史跡です。大坂夏の陣の八尾・若江の戦いで知られる木村重成をはじめ、この土地を通り過ぎた武将は少なくありません。ただし寺社や墓所は観光施設ではなく信仰と供養の場ですから、撮影や参拝は現地の案内に従ってください。
参道と食べ歩きなら、石切参道+石切劔箭神社を、坂道を歩ける天気の日に。神社と山麓なら、枚岡神社+枚岡公園方面を、午前から歩ける日に。駅近で短く参拝したいなら、瓢箪山稲荷神社+瓢箪山駅前を、短時間で東部を知りたい日に。歴史を深く見るなら、鴻池新田会所を、静かに見学したい日に。話題性で選ぶなら、カンカン工場の草原のカフェを、予約枠が取れた日に。
季節ごとの見どころについて、当サイトは断定的な情報を持っていません。開花時期や紅葉の見頃は年によって動き、行事の日程も毎年同じとは限らないからです。そのうえで、確認できている条件から言えることが三つあります。
ひとつ。授与所や開館時間が16時台で終わる施設が多いため、東大阪の観光は午前から動くほうが確実に有利です。石切劔箭神社の授与所は御本社が16時30分、上之社が16時。鴻池新田会所は17時まで。ドリーム21の入場券発売は16時40分まで。夕方から動きはじめると、行けるはずだった場所が閉まっています。
ふたつ。坂のある場所は、天候の影響を強く受けます。石切の参道、枚岡から山麓側へ上がるルートは、雨の日と、真夏の日中には向きません。逆に言えば、天候が読めない日は、鴻池新田会所、ドリーム21、司馬遼太郎記念館といった屋内の行き先へ切り替えられるよう、あらかじめ第二案を持っておくと予定を変更しやすくなります。
みっつ。夜には夜の見どころがあります。石切駅付近から望む大阪平野の夜景、花園ラグビー場のナイトゲーム、カンカン工場の草原のカフェの2部(18時30分から21時30分)。ただし夜の行き先は、帰りの電車の時刻とセットで決めてください。山側の駅は本数が減る時間帯があります。
社寺や墓所を訪れるときは、撮影や立ち入りに関する現地の案内をご確認ください。祈祷や授与所の受付時間も、出発前に確かめておきましょう。
それから、商店街や参道の店には、それぞれの休みがあります。「参道が開いている=店が開いている」ではありません。特定の店を目的にするなら、その店の情報を個別に確認してから向かってください。当サイトは、参道全体の雰囲気については書けますが、個々の店の営業状況までは保証できません。
そして、東大阪はひろい街です。市域の東西を移動するには、思っているより時間がかかります。石切と鴻池新田は、地図の上では近く見えても、鉄道の路線がまったく違います。石切は近鉄、鴻池新田はJR学研都市線。同じ日に両方を入れるなら、乗り換えを含めた移動時間を先に調べておくこと。それだけで、当日の判断がずいぶん楽になります。
料金・時間・住所・アクセスは、以下の公式・公的資料で確認しています。確認日は2026年8月8日(交通は2026年8月13日)です。
写真はすべてWikimedia Commonsの掲載条件を確認済みの素材です(確認日:2026年8月6日)。撮影者とライセンスは各写真に併記しています。
国の史跡・重要文化財を身近に。保存修理を終え、2025年10月に再開館しました。観覧は無料です。
江戸時代の庄屋屋敷を訪ねます。主屋、数寄屋風の奥座敷、枯山水の庭に、日下の歴史が残ります。
生駒山のふもとで散策やハイキングを。歩くコースは公式のウォーキングマップで選べます。
芝生や大型遊具、水辺の散策を楽しめる公園。ドリーム21や美術センターと組み合わせて過ごせます。